前回のあらすじ
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残花と一行が合流
自衛隊一行は、残花と合流して総力戦に備えます。
一行が屋敷内を歩いていると、大きな破壊の跡を発見しました。
残花は、この破壊の跡は青一達によるものであろうと判断し、一行に対して他にも協力者がいることを伝えました。
この破壊の跡を辿ることで泥努の居場所を見つけることができるであろうと踏んだ一行は、破壊の跡を目印にしながら先に進みます。
自衛隊の一斉攻撃が開始
一行が屋敷の中を進んでいる傍らで、自衛隊による総攻撃作戦も同時に開始されました。
複数のヘリコプターにより窒素弾を投下をしつつ、戦車部隊と歩兵部隊が屋敷に攻撃を仕掛けます。
戦車の砲撃を受けても破壊することができない双亡亭ですが、幾度も砲撃を浴びるうちに、徐々に屋敷が弱っていくように見えます。
自衛隊の総攻撃を眺めながら勝利を期待した一行ですが、ジョセフィーンは「これでは終わらないわ」と不穏なセリフを放ちます。
ジョセフィーンの悪い予感は的中しており、地下水路を破壊した音が聞こえてこないという報告が上がってきました。
一行や自衛隊はまだ知りませんが、地下水路に進入した自衛隊の小隊は、敵によって全滅させられてしまっているため、地下水路を破壊できるはずがありません。
地下水路を塞がない限りは勝利と言えないため、戦いはまだまだ続きます。
自衛隊の総攻撃が開始されたものの、紅と泥努がいるアトリエは静寂に包まれていました。
泥努は絵を描き続けながら、紅の弟に関する質問を何度もします。
既に泥努は何枚も絵を描き上げているにも関わらず、なぜ自分の絵を描き続けているのか紅は疑問に感じています。
泥努は紅と会話をすることに心地良さを感じ始めており、紅と話ながら絵を描き続けることでインスピレーションが湧いてくることを嬉しく感じていました。
泥努はさらに紅を描き続けたいと考えますが、思わぬ邪魔が入ります。
絵を描いている泥努の前にしのが現れ、いつ侵略者達を招き入れるための絵を描くのかと尋ねます。
しばらく紅を描くことに集中したいと答える泥努に対して、しのはその時間が間もなく壊れるであろうことを伝えます。
泥努は絵を描くことに夢中になるあまり、自衛隊の総攻撃が開始されたことに気が付いていなかったのです。
今話の感想
徐々に紅に心を開き始めた泥努ですが、自衛隊が総攻撃を開始してしまったために、泥努も動かざるをえない状況になってしまいました。
そっとしておいた方が良い方に向かう可能性もあったため、自衛隊の総攻撃が皮肉な結果を招いてしまったとも考えられます。
この戦いがどのように収束していくのか、ますます気になるところとなりました。
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