前回のあらすじ
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学をお風呂で洗う天野
怪我を負って不便な学のお世話をしてくれるという天野の申し出を聞き、学は色々な妄想をしてしまいますが、なんとか心を落ち着けました。
服が雨で濡れてしまっていることに気が付いた学は、お風呂に入りたいと思いますが、怪我をしているため思うようにお風呂に入れません。
天野が洗ってあげようか?と提案したことによって、さらに学は興奮してしまいます。
お風呂で洗ってもらうことになりましたが、学の想像と反して、天野は制服姿のまま学の頭を洗いました。
想像した状況にならず、内心ガッカリしてしまった学でしたが、間近でしっかりと天野のスカートの中を見た学でした。
夜になって天野が学の家を出ましたが、その晩は学は天野の夢を見てしまうほど、天野とのお風呂のシーンが印象に残ったようです。
翌日もお世話をしてくれる天野
翌日は土曜日であるため、学校はありません。
天野は一日中学のお世話をしてあげることができるということで、朝から学を訪ねてきてくれました。
骨折をした時の静養方法を調べたり、ご飯を作るなどして献身的に学の面倒を見てくれます。
料理中に天野の自信のなさそうな声が漏れている様子を見た学は、不味い料理が出てくるのではないかと警戒してしまいましたが、美味しく食べることができました。
他にも部屋の掃除をしてくれたり、学の骨折箇所のテーピングをしてくれたりと、多くの雑用をこなしてくれる天野。
学の面倒を見ながら家事をせっせと行う天野の姿を見ながら、学は感心すると共に感謝の念を抱きます。
疲れ果てて眠りについた天野
一日中学のために献身的に働いた天野は、疲れ果てて学の家で眠ってしまいます。
ずっと学のために頑張ってくれた天野の顔を見ながら、学は少しドキドキしていました。
寝ている天野に毛布をかけ、天野のために温かいお茶を出す学。
天野のおかげでとても助かったとお礼を言った学でしたが、寝ぼけている天野の耳に届くことはありませんでした。
学の怪我は無事に完治しました。
今話の感想
天野の学への想いがよく感じ取れる話となりました。
学が怪我をしたことによって、二人の距離は更に縮まったのではないでしょうか。
家事を一生懸命する天野の姿を見たことで、学は天野が家庭でどのような過ごし方をしているのかを想像したことでしょう。
天野としては、学の怪我がもう少し長引いた方が良いくらいの気持ちだったかもしれません。
いつか学と天野が、ずっと今回のような暮らしを二人で続けることができるようになったらいいなぁと読みながら感じました。
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