前回のあらすじ
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『あさひなぐ』第335話のネタバレ記事になります。
前回、初めて会った時から、ずっと憧れの女性であった真春の弱さを始めて目の当たりにした旭。
そんな彼女が真春にかけた言葉は、団体戦が始まりますというものでした。
止まることを許さない旭の言葉に、真春はどう反応するのでしょうか。
・旭の言葉に真春は
無理だと力なく答え、うなだれるばかりでした。
そんな真春の背中に、この先ずっと勝ち続けるという意味を込めて、旭は赤紐をつけます。
そして、二ツ坂の部員たちのもとに戻るのでした。
えりに真春のことを問われるが、首を振る旭。
すべてを察したえりはわずかに黙したのちに、部員たちに行きましょうと告げます。
防具を身につけた旭の瞳にはすでに迷いはありませんでした。
真春もやす子もいないまま、声を掛け合う二ツ坂の部員たち。
やす子もまた、真春の頭をなでると、一人部員たちのもとに向かうのでした。
入場待ちをしている二ツ坂部員たちですが、その様相はそれぞれ異なっていました。
真春の信頼を糧にするえり、それに頷く文乃。
気勢を上げる将子と、それを冷静に咎めるさくら。
そして、どこまでも落ち着いている旭。
そこにやす子が戻ってきました。
真春のことを問われると、必ず戻ってくるから、その場所を守れと檄を飛ばすのです。
・いよいよ団体戦の幕が開く
トーナメント戦の出場選手が発表され、薙ではなく、部長のさくらが次鋒に置かれています。
今大会初出場のさくらを不安視する声が聞こえる中、当のさくらの表情もどこか固い様子です。
一方、先鋒の将子は幸先よく、スネを決め調子に乗ります。
しかし、部長就任以来控えに甘んじていたさくらを、相手の甲府明治高校の部員たちは穴と目しているのでした。
『あさひなぐ』335話の感想
いよいよ、団体の決勝トーナメントが始まりました。
しかし、前回の落ち込み具合から流石に真春は回復できず、旭たちはその居場所を守るために頑張るほかありません。
それでも、覚悟を決めているのでしょう、旭の表情は凛々しく、非常に頼りになるものです。
流石大将を任されるだけの落ち着きっぷりのように見えます。
一方、今回の最後の引きは、久々の試合に臨むさくらへの不安です。
ただ、この場合、本当に穴になるのか、それともそういう不安を一蹴するのか、判断が難しいところだと思います。
落としどころとしては、最初は勘が鈍っていて、苦戦するも調子を取り戻して圧倒的な勝ちを収めるというところでしょう。
果たしてどういう戦いになっていくのか、楽しみです。
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