ガンニバルを
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前回のあらすじ
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今回は、ガンニバルの第33話について書いていきたいと思います。
ガンニバルの第33話では、
祭りの開催に向けて、供花村では
より一層の準備が進んでいきます。
本番が近付くにつれて、
恵介の悩みも大きくなっていき…
と、次に繋がる一話になっているようです。
・集う後藤家の人々
供花村の祭りの開催に向かって、
後藤家の人々は一堂に会しています。
そんな後藤家の人々の前には、
皆が恐れて尊敬する後藤銀がいます。
そして、後藤家の人間に向かって、
色々と説いているのでした。
その内容は、
「人間というのは所詮は肉片に過ぎない。それなのに、様々な情を持つから人間に見えるのであって、後藤家では、後藤家の人間こそ人間の仲間だ」
というのでした。
突拍子もない考えだという風に思えますが、後藤家の人間たちは食い入るようにしてそんな話を聞いています。
そして、後藤銀はこう続けます。
「すべては家族の為、後藤家の為だ。自分の考えなどというものを持つな。家族に従えないものは、自ら死を選べばいい」
と。
そんな話を思い出しながら、
今年から食人用の子供の番を任されて体を洗ったり、食事の管理などをしたりしている後藤洋介は、悩んでしまっています。
「俺だってわかってるよばあちゃん…でも、もうわからなくなってしもうた」
と独り言を漏らして、なかなか子供を清める手が進まずにいるのでた。
そんな後藤洋介の様子を心配した、
兄弟の二人は山で話し込んでいます。
「どうだ。洋介には務まりそうか」
「どうだかな。でも、乗り越えてもらわなきゃ困る」
などと、会話しているのでした。
そして、
「でも、万が一の時は…」
「分かってるよ。裏切り者を出すわけにはいかないからな」
と、拳銃を構えるポーズで、
撃ち殺すフリをするのでした。
・村人たちの高揚
一方で、村人たちもいつものように集まっては、祭りの準備と称した飲み会に高じています。
「飲んどるかぁ駐在!」
と、さぶさんは阿川の様子を気にしながら、自分はどんどん飲み進めています。
すると、
「暗くなってきたのう。そろそろ始めるか、試し焚き」
とさぶさんがひと声かけます。
すると、村人たちが動き始めて、
人型のオブジェクトを運んできます。
なにが始まるのかと不安になっている阿川に、ある青年が話しかけます。
「この村ではそもそも本当の人間を捧げていたと説明しましたね」
「これから始まるのは、それが形を変えたものです」と。
そして、阿川に向かって、
「よそから来た貴方にはどう映りますか。これが供花村の人間が、後藤家が、過去の伝統の中に生きているということを示しています」
と、これから起こることの恐ろしさを暗示してきます。
そして、
「僕は思うんです。それは呪いではないかと…」
と続けるのでした…
・感想
祭りに向けての準備が進む一話になっています。
しかし、洋介の葛藤、村人たちの高揚など、祭り本番に向かって色々と動きだしそうな展開になってきました…
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