前回のあらすじ
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はじめの一歩1270話のネタバレ最新記事です。
前回のあらすじは、家で試合のメモを取る一歩。
過去の自分を思い出しながら、確かめるように左ジャブを連打します。
忘れないうちにさっきの感覚を書き留めようと、またメモを取り始めます。
鷹村の左の使い方を思い出しながら、以前は自分も似たようなコトをやっていなかったか?と。
自分はリーチが短いから、左の差し合い不利だから、かいくぐってくっついてから勝負だ!と、それで勝ってきたが、大間違いだった!と気付きます。
前進するフリをして、待っていただけだと一歩は考えます。
そんな消極的なボクシングを会長は教えてない!と悔しがる一歩。
ちゃんと周りの声に耳を傾けていれば、余計なダメージを抱えなかったと。
鷹村と自分を比較する一歩。
自分が前傾姿勢になっていることに気付き、差し負けるのを恐れず、左を出し続けるのが重要で、差し負けてもいいんだと考えます。
今ならもっと上手くやれるかもしれないと考える一歩。
頭では理解してても、リングではてきないコトがあって、教える側も伝えきれないコトがあるから、勉強も絶えず必要なんだと。
後日、釣り船の仕事を手伝う一歩。
お客さんが久しぶりにその頭を見た!と言います。
帽子を取る一歩。
すっかり戻りました!と以前の髪型に戻った一歩がいます。
ここからはネタバレ最新話です。
1.800mダッシュ
ランニングする一歩と泰平達。
必死な表情で、なんとか一歩について行こうとします。
ランニングを終え、膝をついて休憩する二人に、シャドーをしながら1分休んで800mダッシュ!と一歩が言います。
1本3分以内で6本と。
それを聞いて、ギョッとする泰平達。
ラウンド間のインターバルは1分だし、800mを3分以内に走るのは、無酸素運動でボクシングに特化したメニューだ!と一歩が説明します。
デビューは4Rなのに、なぜ6本なのか質問する泰平達。
過剰じゃない程度に多目にやるのは悪いコトじゃない!と一歩が答えます。
一緒に準備する一歩に、一緒にやるんですか?と尋ねると、うん!と答える一歩。
1本目を終え、3分以内でクリアした二人を一歩が褒めます!
1分休んで再び800mダッシュします。
2本目以降もクリアしますが、次第にキツい表情を見せる泰平達。
そして、5本目で走れなくなり脱落します。
そんな二人をおいて、変わらずダッシュし続ける一歩。
残念!と言う一歩に、同じスピードでずっと走れるなんて、プロの陸上選手かよと二人が言います。
すると、800mの世界記録は1分40秒だから、3分もあるなんて陸上選手に比べたら甘い!と一歩が言います。
そして、1分経つから再開するよ!と。
6本終わったと言うと、クリアできなかった分の追加だと一歩が言います。
体が動かないという二人に、強くなりたくないのかな?と一歩が呟きます。
勝ちたくないのかな?と。
やります、行けます!と言う泰平達。
2.見守る兄貴
そんな3人を、土手の上から青木、木村、板垣が眺めます。
一歩と一緒に練習して辞めなかったのは、板垣とゲロ道だけだと話す木村。
自分はアマの下地があったけど、山田さんとあの二人は大したモノだと板垣が言います。
一歩は、自分も素人から始めたから、誰でも自分と同じぐらいできると思ってるが、それが大間違いだ!と青木と木村が言います。
二人はどうだ?と木村が聞くと、伸びた髪の毛分くらいは、体力も伸びたか?と青木が言います。
ずいぶんと伸びましたね!と板垣が言うと、板垣を睨む青木。
二人が心配でしょうがないんだと木村がフォローします。
素直に応援できないモノか?と板垣が尋ねます。
痛い思いをするのは確実だし、素直に奨励できる身内は珍しいよ!と木村が言います。
今はハツラツと練習してるが、何年かやればダメージも溜まるし、ケガもすると。
みんなどこかに何かを抱えて、騙し騙しやってるのに、例外は無い!と木村が話します。
まぁ、例外があるとすれば、鷹村ぐらいだが、あれは人間じゃない!と。
ケガやダメージを一番よくわかってる一歩に預けてるから、何も言うことはないと青木が言います。
そんな青木に、本当はアドバイスしたいんだ!と板垣が言うと、それは言うな!と木村が止めます。
自分に憧れてた弟が、身近な年下の男を尊敬してるんだから、複雑な立場なんだと。
憐れで惨めだと言う木村と板垣。
聞こえてるぞ!と怒る青木。
3.ナンバリングシステム
聞こえると言えば、あのかけ声は何ですか?と一歩達を見て板垣が尋ねます。
数字を言いながら、シャドーをする一歩達。
なんの数字だ?暗号か?と言う青木と木村。
ジムに帰り、かけ声のことを一歩に尋ねる青木達。
ノートを見せ、番号でパンチを打ち分けていると一歩が説明します。
左ボディから右フック!と言うより番号の方が短いし、反復して身につけば、お互い速度が増すと。
すると、そこに篠田が戻って来て、ナンバリングシステムか!と言います。
4.感想
最新話から、新たな展開に入りましたが、一歩がしっかりとトレーナーとして泰平達を鍛えていましたね。
ただ、明らかに一歩の方が余裕で練習メニューをこなしているんですが(笑)。
トレーナーに余裕で練習メニューをこなされたら、泰平達は何も言えないですよね!
言おうとしたら、勝ちたくないのかな?と呟かれるし。
意外と一歩はトレーナーのセンスがあるのかもしれませんね。
怒るよりも何も言い返せない状態を作ってしまうんですから(笑)。
また、最新話では弟を見つめる青木の心情が描かれましたね。
途中までは、いい兄貴だな!と思っていたんですが、実は弟を一歩に奪われて嫉妬してただけとは…。
やはり青木はどこまでいっても青木でしたね(笑)。
そして、泰平達の練習にナンバリングシステムを導入していた一歩。
篠田がナンバリングシステムか!と言った時の一歩の表情を見る限りは、知らずにやっていた感がありましたね。
次回の最新話では、篠田からナンバリングシステムについて、解説がありそうですね!
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