今回、白魔導師シロップさんの1巻を読みました!
あらすじのネタバレや、感想などをまとめていきたいと思います!
どんな巻だったか、大まかなあらすじの解説
魔王を倒す為に、勇者候補として過酷なる旅へと赴くことになったクロノ……
どんな強敵をも凌駕する剣の才能を持ち、凶悪凶暴な魔物を圧倒する戦力を持ち、その才能ゆえに、かつて、同じ未来を誓い合った仲間を失った彼は、もう二度と弱くなるまいと、回復魔術のプロである白魔導師のシロップを仲間に、再び冒険者として魔王に挑む事になったのですが、これで大丈夫だと思っていた彼は、大きな誤算をしてしまいます。
それは、彼女にある問題があったのです。
回復相手に抱き付かなければ回復できないと、無邪気に自分の事をパパと言い、無防備にたわわな乳房を擦り付け、愛らしく甘えてくる彼女に傷を癒されてしまうも、理性を刺激され、クロノの調子は崩されてしまいます。
命のやり取りとなる、シリアスな戦闘は、一転して甘い雰囲気になってしまう。
そのままその場にいては気まずいモノとなってしまい、襲い掛かった筈のゴブリンやオークですら、気まずい気持ちで去ってしまう。
これでは勇者になれないと、思い悩んでしまう彼。
もしこの状態のままで、もし魔王を倒せば、後世に遺る伝承に、とんでもない記述を書かれてしまうかもと、気が気では無いクロノ。
それをシロップに訴えかけるも、抱き付いて回復させるのは私の自己同一性と、頑なに甘えて抱き付いて、パパと言いながら、クロノを回復させる事を譲りません。
妥協をしないシロップに振り回されて、どんな重傷を負おうとも甘えられながらに、パパと呼ばれて回復をされてしまう、抜け出せない甘えたがりな状況。
人見知り過ぎて、仲間を作れずにいた彼女を不憫に思い、仲間として迎え入れるも、初めての仲間と、彼女におもいっきりに甘えられてしまい、離れては生きてはいけないと、彼に強く依存してしまう彼女。
このままではと、勇者としての責任を果たせない。
クロノは、傷を負わないで無傷で戦闘を終えなければ。
シロップに頼らないで突き進もうとするも、甘えなければ禁断症状の出てしまう彼女。
過激に求められてしまう事を避ける為に結局は彼女の甘えに振り回されてしまい、勇者としてやっていけるのかと、考えてしまう冒険は、まさに前途多難でした。
そんなシロップにライバル心を燃やす、自称エリートなボッチな白魔導師シフォンに絡まれて、またクロノにほのかな想いを寄せる狙撃の腕を持つ純真なツンデレ少女の散らかしに、シロップを恋の敵と睨まれてしまい、魔王討伐を目指したかつての仲間ハニーに、シロップとのパーティーを解散を迫られてしまうと、はたして彼は、魔王を倒す事が出来るのでしょうか?
白魔道士シロップさん1巻の魅力
甘えて回復をしたいとせがむ白魔導師な彼女にパパと呼ばれてしまう、そんな勇者の受難な甘い冒険譚となる「白魔導師シロップさん」。
愛らしく愛おしい美少女との甘い時間を描く事で有名な、ちると先生で御送りするファンタジー作品です。
主人公のクロノは、かつて仲間を自分の思い上がりで失ってしまったと、過去に傷を持つ主人公。
ひょんな事から知り合った、魔導の天才である白魔導師のシロップさんを仲間へと引き入れるのですが…
彼女は極度の甘えたがりと、何故かパパと呼ばれて甘えられてしまう勇者の受難が見どころとなる内容です。
流石はちると先生と、思わず太鼓判を押したくなってしまう、シロップさんの可愛らしさが終始見どころとなっています。
クロノに甘えて回復させなければ、自分の存在意義を失ってしまうと、依存度が強い美少女に愛されている彼。
ラブコメな雰囲気を、ほんわかと楽しませてくれる内容は、ハードなダークファンタジーの後に、気持ちを柔らかせてくれる作風となっています。
たわわな身体をしている美少女な白魔導師に、心と身体を癒されたいと、シロップさんの甘えたがりに気持ちが和らいでいく今作。
傷を負った勇者を、甘えて癒してくれる愛おしさにデレてしまえる作品です。
感想、次回巻の内容予想
第一巻となる「白魔導師シロップさん」は、勇者クロノが、仲間である白魔導師のシロップに、悩んでいる事から始まります。
なんで悩んでいるのだと次のページをめくってみたら、彼女が回復魔法を使う際は、抱き付いて甘えなければいけない。
とんでもなシリアスブレイカーな回復魔法の使い手だったのです。
シリアスな空気を甘い空気に換えてしまうえば、モンスターですら気まずくなってしまう彼女の存在に綴られていきます。
見た目はとても美少女で、しかもたわわな身体の持ち主。
でも極度の人見知りで、クロノ以外の人には気持ちを開けないと、デレデレな彼女に甘えられてしまいます。
このままではと、勇者としての責任感で思い悩んでしまうクロノ。
そんな凸凹な二人の活躍が、ラブなコメディタッチで描かれている内容に、思わず癒されてしまいます。
でも時にはシリアスな雰囲気になる時もあります。
それでも、結局はシロップさんの甘えたがりな姿に、緊張感はあっさりと解けてしまいます。
彼女の癒しの強さに、クロノのかつての心の傷が癒されている雰囲気と、二人の関係が、どんな風になっていくのかと、心に傷を持つ勇者と、自分を認めてくれた甘えたがりな白魔導師の今後も気になる雰囲気があります。
今後の予想としては、敵方の魔王は実は女の子で、クロノに助けられて、甘えられてしまい、そんな魔王にクロノを取られまいとするシロップさんとの恋の三角関係を期待してしまいます。
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