ダンス・ダンス・ダンスール、１５巻ネタバレと考察！新たなダンスの境地？

ダンス・ダンス・ダンスールの１５巻が、ついに発売となりますね！

そこで今回は、ダンス・ダンス・ダンスールの１５巻に収録される話のネタバレや考察、本巻の魅力などをご紹介していきます！

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ダンス・ダンス・ダンスール、１５巻のネタバレ

ダンス・ダンス・ダンスールのおさらい

中学二年生の村尾潤平は、バレエに魅了された男子でしたが、父親の死をきっかけに、自身が男らしくならねばいけないと、バレエへの想いを断つことになります。

しかし、美しく空を舞うバレエへの、あの解放感を完全に捨てる事が出来ない。

彼は再びバレエへの情熱を燃やしますが…

バレエを学んでいく中で、不遜な態度を取る流鶯と出逢い、自分とは違う美しさのバレエに、自信を打ち砕かれてしまいます。

己を隠さずに美しさを魅せ舞い踊るバレエと、流鶯に対抗意識を燃やしていく潤平。

潤平は、都と共に初舞台である白鳥の湖を演じる事となります。

王子・ジークフリートを演じるも、悪魔・ロットバルト流鶯と激突してしまい、生川綾子に酷評を受けてしまう潤平。

流鶯と潤平は、さらにバレエへと打ち込む仲間となり、互いを競い合うライバルとして成長を遂げていきます。

縮まらない距離

潤平は芸術監督である銀矢に見込まれ、彼の主催するバレエ団の東京公演に出演する事になります。

プロの舞台で舞う事が出来ると潤平の胸は高鳴るも、自分の内にあった想いと現実に打ちのめされてしまいます。

舞台で生きていく事を望んでおらず、未だにどこかでバレエに対する偏見を抱いている。

今後の進路や将来を見据えて、全てをバレエに捧げる気概を持とうとする潤平。

やがて潤平は、ユースアメリカグランプリに出場を決めるも、

ライバルである流鶯は、ロシアで開催されているワガノワ・プリに出場していたのです。

先へと行く流鶯に追いつこうと、さらなる高見を目指していく潤平でした。

スクール講演会

スクール公演会が開始され、クラシックバレエの金字塔とも謳われる・眠れる森の美女が演じられる事となります。

しかしユースアメリカグランプリ本選を前にしている潤平。

でも初となる全幕で踊れる機会を逃せないと、オーディションへと参加してしまいます。

潤平は夏姫と共に挑むも、天才バレエ少女である響も受けていたのでした。

彼女は圧倒的な才能を魅せ付けるかのようにバレエを舞います。

彼女と組む海咲も彼女のパートナーとして恥じない舞を披露してしまいます。

眠れる森の美女の公演主役の座を逃してしまい、落ち込みながらも…

ユースアメリカグランプリに向けてのレッスンに励む事となる潤平。

苦悩と、ひらめき

本選で舞う事となるコンテンポラリーダンスを行う中で、

岩井先生に全身全霊で自分自身を曝け出す様に踊れと言われ、どうすればと悩んでしまう潤平。

そんな悩みの中で、響と海咲の演じる眠れる森の美女を見る潤平は、海咲の演じるデジレ王子を見て、愕然としてしまいます。

設定の王子として踊らずに、海咲は感情を露にして舞う。

その踊りには感情が宿り、ただ舞っている淡白なモノではなく、劇場と感情が入り混じる演劇としてのバレエだったのです。

インスピレーションを抱き、部屋にこもりながら、漠然として自分だけの舞いを求めていく潤平。

はたして、自分だけの感情を表した舞を手に入れる事が出来るのでしょうか？

ダンス・ダンス・ダンスール１５巻の魅力

バレエの魅力に憑りつかれ、舞う事への情熱に人生を燃やしていく、「ダンス・ダンス・ダンスール」も１５巻を迎えました。

ジョージ朝倉の描く、バレエの美しく荘厳で、過酷なるも華麗な世界。

潤平がついにユースアメリカグランプリへと進出ですね！

かつてはバレエを捨てた筈の少年が、ここまで成長したのだと、感慨深いものがあります。

そんな中で、自分の舞いとはと、何やら哲学的な雰囲気に飲まれてしまう潤平。

自分の舞という、難しい難問に向き合う中で、海咲と響の眠れる森の美女を見る機会を得る彼。

彼の成長がまた一歩見られることを予感させる展開となっていて、わくわくさせますね！

先生の若い頃の舞いや、また父親が撮った馬鹿映画などを見て、自分の中に何が足りないのかと、答えを見出していく潤平。

それが今後、彼の大きな成長の一歩になるはずですよね！

ダンス・ダンス・ダンスール１５巻の感想と、次回巻の内容予想

今後の「ダンス・ダンス・ダンスール」なのですが、

流鶯の今後の動きが、潤平のバレエ人生に大きく関わってくるのは間違いないですよね。

潤平が自分の舞を見つけたと知り焦る流鶯と、才能ではなく、感情によって引き起こされる舞いの美しさを引き出そうとする彼。

そんなシーンを、予想してしまいますね。

物語も潤平から流鶯に、今後の物語が二人の視点に変更されていくと、そんな予想をしてしまいます。

潤平もさらなる成長を遂げていく中で、流鶯も同じように成長しています。

バレエの高みへと向かう中で、必ず来るであろう、二人の邂逅。

そしていつか正面で、全身全霊で激突するだろう展開。

バレエダンサーとして道を選び、舞う事で己を表現する二人の男と、バトル漫画ではないのに、何故かバトル漫画のように熱くなってしまう、そんな二人。

二人の熱い思いが、交差していくだろう今後の展開に期待ですね！

 

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