今回、地獄楽の9巻をようやく読みましたので、
そのあらすじや見どころ、そして感想や次巻への期待ポイントなどをまとめてご紹介していきます!
地獄楽9巻のネタバレと見どころ
仙薬奪取と島脱出のために島の中心部「蓬莱」へと潜入した先発の上陸組。
建物内部に待ち構えていた天仙たちとそれぞれ相対することになります。
桃花・菊花と対するは巌鉄斎、不知・弔兵衛、桐馬の四人。
気をうまく扱えない巌鉄斎。
不知と天仙の力の一部を手にしながら裏切った弔兵衛。
兄と離れたことで一つの強さを手にしつつある桐馬。
いずれも深い傷を負いながら、桃花・菊花を撃破します。
またその一方で士遠とヌルガイは、二人を生かすために一人死へ向かった典座の仇である朱槿と対峙します。
正しい選択をしたが故に悔やむ士遠。
二人は死闘を繰り広げる中である一つの道を選びます。
そしてとうとう、先発上陸組の粛清を目的に、後発上陸組が蓬莱へと乗り込みます。
地獄楽、9巻の感想
地獄楽9巻の見どころは桃花・菊花戦と朱槿戦です!
離れたことで成長し強くなった弔兵衛と桐馬に対し、離れられなかったゆえにともに狂っていった桃花・菊花の姿にもの悲しさを覚えました。
そんな二人に向けた巌鉄斎の介錯は慈悲と言えるものだったかもしれません。
朱槿戦では、序盤でヌルガイたちを逃がすために一人朱槿と戦い殺された典座の姿が再起されました。
好印象で死んでほしくなかった典座があのような形で死んだのは読者としても当時はショックで、
この戦いにおいて士遠が抱く自責の念はそれをさらに印象深くするものでした。
だからこそ、士遠を大事に思うヌルガイの背中を典座が押すシーンは、今までで一番思い入れの深いシーンです。
地獄楽の次巻への期待ポイント
後発上陸組と先発上陸組はお互い身内がいながらも、出会えば戦いは避けられないのが目に見えています。
情の深いサギリは兄弟弟子とどう対するのか。
画眉丸の前に現れた次代画眉丸の正体とは?
倭国全土の人間を用いて不老不死を完成させようとする目的は食い止められるのか。
次巻が待ち遠しいですね!
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