D.Gray-man27巻を
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D.Gray-man27巻のネタバレ
14番目として覚醒したアレンが、何とか自我を取り戻し神田、ティエドール元帥、ジョニーに保護されます。
しかしそこでもアレンは皆を巻き込むまいと方舟での脱出をはかります。
が、そんなアレンを止めるべく動いた神田も一緒にどこかの国へと飛ばされてしまいます。
到着した場所はイギリス、エディンストン。
「アレン」の始まりの場所でした。
そして最新刊は「アレン」の過去編なのでした。
マナと出会い、「アレン」と出会うサーカスの雑用係「赤腕」が今の「アレン」になるまでのお話です。
個人的には、ノアの一族の謎が更に深まった事や「アレン」を失ったシーンが印象的でした。
特に「アレン」を失ったシーンは17巻にも小説にもある内容でしたので、読み比べして「ここではこの視点だから冷静だけど、本当はこんな感情だったんだな」と新しい発見がありました。
D.Gray-man27巻の感想
前の巻から時間があいての新刊だったので、正直な話少し置いていかれた感じはありました。
ですが読み進めるうちに記憶にあるシーンが登場したり、作中では謎多いクロス元帥の考えや思いを知れたり。
ノアの一族（特に作中（現在）では体を失ってしまっているロード）をまた見ることができ嬉しいという気持ちが大きくなりました。
ロードとクロス元帥の会話シーンは台詞ひとつひとつを余す事なくじっくり読んで、更に深まった「ノアの一族」という存在を考察したりしています。
作中でも出てくる「歌」も最新刊で再登場したのですが、今まではただ方舟を動かす為の歌、と思っていました。
それがマナのネアを見つけたいという強い思いから綴られている歌だと判明し、思わず泣いてしまいました。
今までの巻の伏線回収、深まった謎、とても楽しく続きが気になる最新刊でした。
今回の談話室でも伏線が貼られているのでぜひ最後まで読んでほしいです。
D.Gray-man、次巻に期待したいところ
やはり、赤腕とマナの今後です。
この後、恐らくクリスマスに今いるサーカス団を出て二人で旅をするのだろうと思います。
しかし私が一番気がかりなのが、マナを失ってアレンが魂を呼び出しAKUMAにするシーンです。
マナ＝千年伯爵なのにどうやって魂を呼び出すのか、そもそもマナは死んだがそこからどう千年伯爵がまた表舞台に出てきたのか。むしろAKUMAはいつの間に作成していたのか（ずっとアレンといたはず）。
今後の展開に期待しています。
それから、7年ほど壁に埋まってしまっているラビも気になります。
ブックマンはどうやらこの物語では最重要キーパーソンの様なので、今後の動きにも期待です。
（談話室など質問コーナーでも伏線が貼られる為にそちらも気をつけて見るようにします。）
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