【忘却のサチコ】第107話「時をかける恋歌・中編(滋賀)」ネタバレ感想です。

忘却のサチコ
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阿部潤先生の『忘却のサチコ』の最新話のネタバレ感想になります。

 

 さて前回の滋賀編の中編に当たります。

 百人一首をモチーフにした美酒乱先生の新作取材に滋賀まで来たサチコ。

 ですが、恋の歌を詠むたびに思い出すのは、俊吾さんの事です。

 さて、この先の取材はどうなってしまうのでしょうか。

 

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・続きは石山寺から

 紫式部が『源氏物語』を起筆したお寺を取材です。

 紫式部の像を眺め、『源氏物語』に思いを馳せます。

 すると、サチコの脳裏に浮かんだ光源氏の姿は、一瞬にして俊吾さんになってしまうのでした。

 フラフラと紫式部像の前で一休みです。

 

・唐突に声を掛けられるサチコさん

 ベンチで息も絶え絶えにサチコさんが座り込んでいると、側では若者グループが観光をしています。

 そのグループのイケメンが急にサチコさんに声を掛けてきます。

 光源氏に似ているかと尋ねられたサチコさんは、図らずも光源氏の生涯を語り、問い返すのです。

 数多くの女性を虜にしてきたが、最後には最愛の人に先立たれ、ひっそうりと生涯を閉じていいのかと。

 自分の失礼に気付いたサチコさんは、その場を思わず逃げ出してしまったのでした。

 

・石山寺名物「石餅」

 次の取材地に行く前に頭を冷やそうとしたサチコさんが見つけたのは、石山寺名物「石餅」でした。

 白と蓬の二色のお餅の上にずっしりとした粒あんが乗った一品です。

 一見して重そうですが、さっぱりとした上品な甘味と、食感にサチコさんは大満足です。

 甘味が身体に染み渡ったサチコさんは、気分一新で次の取材地に向かうのでした。

 

・近江神宮に到着です

 近江神宮は、百人一首の第一首を詠んだ天智天皇が祀られている「百人一首の聖地」です。

 聖地と呼ばれるだけあって、百人一首のパネルが並んでいます。

 そのパネルを撮影していると、恋の歌が数多くあることを改めて感じさせられるサチコさんです。

 気付いてしまうと、パネルから俊吾さんが浮かんでくる妄想が止まりません。

 落ち着くために取材メモを見ると、体験取材の指示がありました。

 

・サチコさん、巫女さんになる

 袴姿に一変したサチコさんは、境内を練り歩きます。

 すると、美酒乱先生から、袴姿の写メを送って欲しいとメールが届きます。

 タイムスリップした紫式部がクラブで踊るシーンを書くための資料です。

 紫式部になりきらないとと気持ちを新たにするサチコさんに、外国人観光客が声を掛けてきます。

 写真を撮りたいという彼らに、サチコさんは資料写真のお手伝いを頼むのです。

 紫式部になりきって、恋に悩む自分の迷いを振り切るように踊るサチコさんでした。

 

・近江の食と酒をゆったりと

 近江神宮で舞ったおかげで、気持ちを盛り返し、無事に取材を終えたサチコさん。

 暗がりの帰り道に、一軒のお店を見つけます。

 店員さんに勧められるがままに、近江のお肉とお魚、そして地酒を注文するのです。

 出てきたのは「近江黒鶏もも焼き」と「本モロコの天ぷら」そして地酒でした。

 近江黒鶏は滋賀のブランド鶏で、本モロコは琵琶湖の固有種の魚です。

 プリプリで肉肉しい黒鶏と、ほくほくの本モロコはお酒に抜群に合います。

 地のもの三昧に感動するサチコさんでした。

 

・取材おかわり

 美酒乱先生の取材指示が抜け落ちていたせいで、近江神宮に再び向かうサチコさん。

 カルタの聖地である勧学館で、百人一首の体験取材です。

 競技カルタの取材をしたいとキョロキョロしているサチコさんに声を掛けてきた人物がいました。

 それは、昨日石山寺で声を掛けてきたイケメンでした。

 大学のカルタ会の練習に参加できることに喜ぶサチコさんでしたが、話はそれだけではすみませんでした。

 何とこのイケメン、サチコさんにデートを申し込んできたのでした。

 

・感想

 さて、中編は意外な伏兵の出現で幕を閉じました。

 果たしてこのイケメンとの仲はどうなるのかというのが気になるところです。

 それにしても、変わってますけどサチコさんは美人なんですよね。

 しかも才女なので、ある意味回りは放っておかないわけです。

 

 今回の食べ物は、石山寺の石餅と、近江の食が出てきました。

 正直、和菓子が好き、特にあんこが好きなら石餅はおすすめです。

 そして、お酒好きには地のものを食べるというのは最高の贅沢だと思います。

 

 さて、次回はこのイケメンとどういう関係になるのか、目が離せません。

 

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