前回のあらすじ
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今回はどんな話になっていくのでしょうか?
金龍山と宿禰の関係
この子がいなければ、私の脱退劇もなかった、そう話す金龍山。
それに対し、
「どうも…親方」
と返す宿禰。
金龍山はもう親方ではないと言いますが、宿禰は金龍山のことを威厳に溢れた横綱でした、と評します。
金龍山を、「きれいな相撲でした」と誉めるのでした。
宿禰は金龍山のことを心から尊敬しているような雰囲気ですね。
金龍山は、「他の人がどうかは知らないが、手心への期待にらことごとく拒絶をもって臨んだ、それだけです」
と恐縮した態度です。
徳川は、本人の相撲と同じく、シンプルでディープな答えだと評価するのでした。
そして本題へ!
徳川は、この宿禰に何をさせるつもりなのか、徳川に尋ねます。
それに対し金龍山は、先ほど宿禰から出た威厳ということば、
その「威厳を」取り戻すのだと答えます。
「真なる國技の発揚です」
それを聞き、徳川は驚き、宿禰はとてもわくわくしたような表情を浮かべます。
徳川は、お主の話はいつも途方もないと困惑しますが、金龍山は多少荒っぽいが妙案があると言うのでした。
そして舞台は市街地へ。
人々がどよめくなか、巨大な大関が立っています。
そしてその目の前に宿禰が立ちはだかります。
周りからはストリート相撲?の声も。
宿禰は
「どうですか、自分と一番」
と問いかけます。
大関の手下から、何を言っているんだとからまれ、手でどかそうとしてきます。
しかし宿禰は微動だにせず。
手下は逆に後ろによろけてしまいます。
大関はそれを見て、かなりのやる気モードに入ります。
周りのギャラリーも、受けろ大関!
とはやし立てます。
警察まで出動し、やめなさい!と注意する事態に。
大関が服を脱ぎ捨てやる気全開になり、宿禰は
「待ったなし」
だと言って、今回のお話は終わります。
感想
宿禰でどんなことを始めるのかと思えば、国技の発揚!
つまり盛り上げたい、っていうことでした。
確かに宿禰の強さなら、ケンカを売りまくっていけば注目度は集まるでしょう…
その手始めとして、まずは名のある力士をストリート相撲で打ち負かし、どんなステップアップを狙っていくのでしょうか?
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