双亡亭壊すべし第132話ネタバレ!紅の作戦 31.1.16掲載分

双亡亭壊すべし
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前回のあらすじ

双亡亭壊すべし第131話ネタバレ!31.1.9掲載分
前回のおさらい 前回のおさらいはこちらの記事から! 泥努に連れていかれる紅 紅をモデルとして連れてきたことを告げた泥努は、自分のアトリエに...

 

 

紅の作戦

泥努に必殺技「花の輪」を叩き込む隙を作るために、紅は口火を切ります。
紅が気を練り、花の輪を発動させるまでの10分間、なんとかして気を引かなければなりません。
泥努が姉の言葉について間違った認識があることを紅が告げると、紅の思惑通りに泥努は筆を止めて耳を傾けました。
紅は泥努の過去を見たことがあるため、泥努がどのような幼少期を過ごしていたかが分かります。
泥努は自分の姉に喜んでもらおうとして絵を描いて見せていましたが、上手という感想が返ってくるばかりで、本当に喜んでもらえたことはありませんでした。
姉には別に好きな画家がいて、その画家の絵は上手云々ではなく、心を温めてくれるような絵を描く人であったようです。
泥努が姉の好きな画家について聞かされた時から、泥努の中で上手な絵は、温かくなる絵には及ばないものとして位置づけられたのではないかと紅は指摘します。
温かくなる絵の意味が理解できない泥努は、いまだに姉の真意を測ることができかねていました。
紅はこの泥努の弱点に隙を見出したのです。

 

泥努を揺さぶる紅の言葉

上手な絵よりも温かい絵の方が好きだと言った姉の言葉は、当時精神を病んでいたために出た言葉であって、信用するに足らない言葉であると泥努は反論します。
確かに姉の精神状態が不安定だったことを紅も認めますが、「あの夜」に限っては姉が正気であったことを伝えます。
泥努に姉が自分を殺すよう頼んだ日です。
姉はクリスチャンであったため、自殺をすることはできません。
精神を病んでいた姉は、代わりに泥努に自分を殺してもらおうとしたのでした。

そしていざ紅が、泥努が姉を殺す時の話をしようとすると、屋敷から無数の腕が伸び紅を拘束します。
これ以上その話をしたら許さないという態度の泥努を見て、紅は泥努の心が揺れていることを察知します。

紅はひるまずに話を続けました。
「絵もっと上手になってね」という言葉を、なぜ最期に姉が残したのか。
なぜ一度も姉が泥努の絵を温かいと言ってくれなかったのか。
紅は自分なりに考えた答えを泥努に伝えます。

 

泥努と姉のすれ違い

姉の言葉によって、姉がもう泥努のことを見てくれていなかったと泥努本人は認識していました。
しかし紅は、姉が泥努のことを一番に考えていたからこそ、あのような言葉を遺したのだと指摘をします。

無心に絵を描くことを楽しんでいた泥努が、次第に姉に喜んでもらうためだけに温かい絵を描こうとしていたことに姉は気が付きます。

自分の言葉を欲しがって絵を描くようになった泥努の絵を認めてしまえば、姉が亡くなった時に泥努は絵を描くことを止めてしまうかもしれません。

だからこそ姉は、あえて泥努の絵に対して温かいという最高の評価をつけることはせず、もっと上手になってねと言い残したのだと紅は言います。

つまり、姉は自分が亡くなった後も、泥努が絵を描き続ける意欲を失ってほしくないと考えていたということです。

 

紅の言葉に放心する泥努

核心を突くかのような紅の言葉に対して、泥努は激昂します。
弟に殺される状況で、姉がそんなことを考えていたなどという嘘を吐くなと叫ぶ泥努に対し、紅は姉が絵を好きだったからだと返答します。

激昂して大きな隙を見せた泥努を狙い、紅が必殺技を放とうとしますが、その瞬間に紅が見た泥努の表情は意外なものでした。

泥努は放心状態で宙を見つめており、隙だらけの泥努の姿を見ても、何故か紅は技を繰り出すことができません。

「絵が好きだったから、そうか」と虚ろにつぶやく泥努は、紅の言葉に刺さる何かを感じたようです。
泥努は、紅の名前を尋ねました。
泥努の中で紅がただのモデルではなくなった瞬間でした。

 

今話の感想

今回は泥努の幼少期にまつわる話を紐解くストーリーでした。
泥努の心理描写がやや難しく、心理を汲み取ることに難しさを感じる回でもあります。
姉が絵を愛していたということが、何故泥努の心に刺さったのでしょうか。

姉が人ではなく絵そのものを愛してたとしたら、それはそれで悲しいストーリーとなってしまいそうです。
泥努が紅に名前を確認したことから、紅のことをある程度認めたと思われます。
もしかしたら、今後は敵としてのみではなく、何か別の関係性が泥努と紅の間で築かれることになるかもしれません。
二人が今後どのように絡んでくるのかを期待しましょう。

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