風都探偵45話のネタバレ記事になります。
前回のあらすじ
前回のラストで、ときめ達の危機に間一髪現れた翔太郎とフィリップ。
二階堂を前にしていよいよ最終決戦の時です。
詳しい前回のあらすじ記事はこちらから。

今回の45話に見所はやはりバトルシーンと、そこに至るまでのフィリップの語りの場面です。
どうやって、翔太郎達はここに至ったのでしょうか。
・フィリップの冴え渡る推理
二階堂と対峙した翔太郎とフィリップは、部品の試作品を突きつけます。
現物を見たことで、部品が超小型原子炉の制御バルブであると看破したフィリップの推理が続きます。
制御すべき対象は二階堂自身であり、変身者の冷却装置だと判断しました。
そして、その装置の発する高周波を元に二階堂の居場所を探ったというのです。
驚く二階堂に、フィリップは装置が裏風都ではなく風都にある理由を二階堂の万灯に対する忠誠心だと指摘します。
自らの欠点の象徴である体内余熱を処理する装置を、そのお膝元である裏風都には置かないだろうというのです。
フィリップの言葉に、二階堂は無言で苛立ちを抑え込もうとします。
・仲間への信頼を見せる翔太郎
フィリップの推理を信じ、二階堂の居場所を突き止めた翔太郎。
そして、その信頼は裏風都からの帰還を果たしたときめへも向けられていました。
そんな翔太郎達を、二階堂は無言で見つめます。
視線は、サングラスに隠されており、何を考えているかうかがい知れませんでした。
・決着をつけると決めた二階堂
仮面ライダー恐るべしとの言葉を吐いて、二階堂はサングラスを外します。
どうやら、決着をつけるつもりのようです。
そんな二階堂にも翔太郎はまったく動じた様子を見せません。
むしろ、挑発する余裕すらあります。
それもそのはず、照井竜のガンナーAが冷却装置を押さえていたのです。
廉太郎のぶっこわせの声と共に装置を放り投げるガンナーA。
あっさりと冷却装置は破壊されたのでした。
・いよいよバトル開始!
装置を破壊されたことで、キレてリアクターする二階堂。
翔太郎とフィリップも最初から『究極』で対抗するために変身します。
リアクター・ドーパントは卑怯にも変身中に攻撃してくるのです。
しかし、爆風が治まった中から現れたのは、サイクロンジョーカーエクストリームフォームの仮面ライダーダブルでした。
仮面ライダーアクセルの援護を受け、ときめや蓮太郎を避難させつつ、戦いが始まります。
既にフィリップが解析しきっているため、全てにおいて優位に戦闘を進めていくダブル。
そんな劣勢の中、最後の勝負を賭けようと、最後の一発に賭ける素振りを見せるリアクター・ドーパント。
Wもまた、最後の一撃を放つためにプリズムピッカーを構えます。
・ドーパントの悪あがき
しかし、ドーパントの狙いは最終決戦ではありませんでした。
頭から出した蒸気によって、隠れていたときめを人質に取りました。
一転してピンチに陥るダブルでしたが、まったく諦めるつもりはありません。
武器を捨てるようにドーパントに迫られても、ときめを救出した上で肉弾戦で倒す覚悟を決めます。
プリズムピッカーを投げ捨て、ドーパントの人質作戦に屈してみせます。
もっと助けを乞えと油断を見せるドーパントとは対照的に、ときめはダブルへの信頼を失っていません。
ダブルはその信頼に応えるようにプリズムメモリをマキシマムスロットにインサートします。
そして、ドーパントの懐に飛び込み、ときめを救出すると共に、ダブルプリズムエクストリームを叩き込みました。
ダブルの攻撃を受け、爆発するドーパント。
戦いは終わり、ときめ達をようやく全て取り返したダブルでした。
『風都探偵』45話の感想
やはり仮面ライダーの魅力はバトル回、しかも快勝であると思わせてくれるお話でした。
ここまで押されっぱなしでしたから、ようやくのスカッとする展開でした。
皆の魅力が遺憾なく発揮された回だったように思います。
実際に戦ってはいませんが、ピンチであっても二人を信頼するときめは良い味を出していたと思います。
次回本章は最終回とのことですが、果たしてどう締めるんでしょうか。
ひとまず、謎は残しつつ今の話をまとめるという所でしょう。
ただ次の9号は休載なんですよね。
うーん、待ち遠しいです。
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