前回のあらすじ
前回のあらすじは、こちらからどうぞ。

接客をすると凄い天野と宙君
いつものように叔父さんが経営する海の家でバイトをする学ですが、今回は天野と宙君も一緒です。
楽しそうに挨拶をする二人を見ながら、学は長い一日になりそうだと不安に感じます。
料理を作るのは学が担当し、天野と宙君はホールを担当しました。
イケメンで英語もペラペラな宙君は、女性のお客さん達からモテモテです。
これ程モテる宙君が天野と一つ屋根の下で生活していることに、学は一抹の不安を覚えました。
一方、天野も看板娘として、男性客達からモテていました。
スカート姿の天野に対していつものように注意を促す学ですが、天野は水着を中に着ていることを理由に意に介そうとしません。
学の不安をよそに、天野と宙君はホールで活躍し続けます。
宙君に嫉妬する学
一緒に仲良くかき氷などを作り、和気あいあいとする天野と宙君を見て、学は心がズキズキと痛むことを感じます。
宙君が天野のいとこであることは学も十分理解していますが、楽しそうに会話している天野と宙君の姿を見て、お似合いのカップルのように見えてしまったからです。
落ち込む学の姿を見た宙君は、学と天野が距離を縮めることができるよう画策します。
宙君は料理作りを引き受け、学にホールを代わってくれるようお願いしました。
学はホールの仕事をしながら、側にいる天野のスキだらけの姿を気にします。
天野のスカートの中が見えそうになった瞬間に、お客さんに見られないよう学がガードしにいきました。
しかし、何故か近寄ってきた学を避けるようにして天野が移動してしまいます。
天野に避けられたと感じた学は、深くショックを受けてしまいました。
二人の姿に青春を感じる宙君
学を避ける天野を見て、宙君はなぜ天野が学を避けたのかを質問します。
天野は学を嫌っているわけではなく、汗をかき始めた自分のニオイが気になるとのことでした。
学に対して自分の汗臭い姿を見せたくないと考えている天野に青春を感じた宙君は、さらに学と天野の距離を縮めるための名案を思い付きます。
宙君は全ての仕事を引き受け、学と天野に休憩を取ってくるように勧めます。
休憩中に二人を海で遊ばせることによって、天野の汗の臭いも取れ、気兼ねなく学と遊ぶことができるだろうという宙君のはからいでした。
学を励まそうとする天野
宙君の思惑通りに、学と天野は二人一緒に休憩を取り、仲良く海で遊ぶことになりました。
学は宙君の働きぶりを見ながら、なんでもできて完璧な宙君が羨ましいと呟きます。
学が宙君に対して劣等感を抱いていることを察知した天野は、学の良いところを挙げてなんとか励まそうとします。
背が高い・勉強や料理ができる・気遣いができる・優しいといった学の魅力を一つ一つ挙げていきます。
夢中で学の魅力を言いながら我に返った天野は、つい照れ臭くなってしまい、学を海に突き飛ばしてしまいました。
そんな二人の姿をしっかりと見ていた宙君は、さらに青春を感じてご満悦といった表情をしていました。
今話の感想
今回も天野のいとこである宙君が活躍したストーリーとなりました。
学の宙君への劣等感や、宙君の優しい気遣いが見えた回でした。
宙君は学と天野の仲を応援してくれているようなので、学と天野を取り合う関係にはならなそうで安心しました。
ただ、天野のいとこがハイスペックであるという点が、学にとっては今後も引け目を感じさせる原因にはなるかもしれません。
天野と胸を張って付き合うには、学が東大に受かるという結果が重要になりそうです。
宙君くんとの再会によって、さらに学が勉強を奮起して行うようになるかもしれません。
二人を見守る宙君が素敵であるだけに、いずれは留学先に戻ってしまうのかと思うと少し寂しくなります。
コメント